朝ドラ「スカーレット」

朝ドラ「スカーレット」ネタバレあらすじを最終回まで公開している記事のまとめページです。

前話や前週を見逃してしまったという人や、あまり興味はないが内容や結末が気になる人もいるだろう。

ここでは朝ドラ「スカーレット」第1週~第26週(最終回)までのあらすじネタバレを公開するので参考になればと思う。

ちなみに朝ドラ「スカーレット」は、ドラマのストーリー1話~最新話まで 「U-NEXT」 で配信されている。

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スカーレット

ストーリー

戦後まもなく、大阪から滋賀・信楽にやってきた、絵が得意な女の子。

名前は川原喜美子。

両親と二人の妹との暮らしは貧しく、頑張り屋の喜美子は、幼いながらも一家の働き手だった。

15歳になった喜美子は、大阪の下宿屋で女中として働きはじめる。

大都会での暮らしと、個性豊かな下宿の人々との出会いは、喜美子をさらに成長させる。

3年後に信楽に戻った喜美子は、地元の信楽焼にひかれ、男性ばかりの陶芸の世界に飛び込む。

やがて愛する男性と結婚し、息子を授かり、仕事にも家庭にもまい進する日々が始まる。

相変わらずの貧乏だが、夫や息子のかたわらで、大好きな陶芸にいそしむ喜美子。

だが、幸せなはずの生活は思惑どおりにはいかず、大きな波乱が彼女を待ち受けている。

どんなにつらいことがあっても、陶芸への情熱は消えることがない。

喜美子は自らの窯を開き、独自の信楽焼を見出していく。

引用元:NHK公式サイト/スカーレット

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ネタバレまとめ

ここからは朝ドラ「スカーレット」の結末ネタバレを公開しています。

最新週ネタバレ

朝ドラ「スカーレット」トップ

《スペシャル・サニーデイ》

 

美子が新しい作品作りを始めていた頃、信作の実家のカフェ・サニーでは、信作が商店街の福引で当てた温泉旅行券を巡り、信作と信作の両親が真剣ジャンケンをしていた。

その結果、信作が勝ち百合子と子供たちを連れていくことに決まるが、事情を知った百合子は「うちは何が何でもお母さんたちに行ってきてほしい」と、川原家が今の今までどれだけ両親にお世話になったかを話す。

百合子に説得された信作は渋々、商品券を渡し、翌朝、忠信と陽子は孫たちを連れて嬉しそうに温泉旅行へ出かけていった。

一方、店番を頼まれた信作と百合子のもとに最初のお客さん・敏春がやってくる…京都の出張帰りに寄った敏春は、スムーズにコーヒーを入れる百合子と慣れない手伝いに戸惑う信作のやりとりを微笑ましく見ていた。

ひょんなことから百合子と敏春は信作の歴代の彼女の話となり、過去の恋愛話に触れてほしくない信作は何を聞かれても「記憶にございません」と言う。

それでも百合子は色々な質問をし、その中で「うちらが結婚して何年?」と聞くが、信作はさっきと同じように「記憶にございません」と答えた。

するとさっきまで笑っていた百合子は怒りだしてしまう…重い空気を変えようと敏春は照子の話題に触れるが、話は次第に愚痴に変わっていき、そこに鬼の形相をした照子が現れる。

焦った敏春は何度も照子に謝るが、照子は結婚して25年、文句一つ言わない敏春に不満を持っていたことを明かし「嫌なことは言うてほしい…言われなきゃ、うちはわからんねん…何も言われなかったら、うちだけどんどん惨めになっていく」と本音を明かした。

すると敏春は覚悟を決めたように照子に対しての不満をぶつけ、最後に「ありがとう」と感謝の言葉を伝える…照子が嬉しそうにしていると、そこに百合子の同級生・近藤がやってきた。

 

合子と親密そうに話す近藤は忘れ物だと言ってピアスの片方を渡す…なんでも先月、参加した同窓会で話に夢中となっていた百合子はピアスが落としてしまい、拾った近藤が届けにきてくれたのだ。

昔の話で盛り上がる2人を間近で見ていた信作は、終始不機嫌そう…それに気づいた近藤は信作に話かけるが、結局、百合子と近藤にしかわからない会話となってしまうのだった。

その中で近藤は家庭科の教師を目指していた百合子が同窓会に着て行った服がキレイだったと褒めちぎり、黙っていられなくなった信作は勢いよく立ち上がり「(百合子のこと)好きやったんやろ」と問い詰める。

百合子のことが「好きでした」とあっさり認める近藤に、信作は「今はどう思ってんねん!!」と思わず、大声を上げてしまう…近藤は「もし百合ちゃんがこのまま1人だったら、プロポーズしてたかもしれません…でも今はこれっぽっちも思ってません…妻も子も居ますから」と答えた。

その後、百合子と2人きりになると信作は近藤への嫉妬心から、突っかかる言い方ばかりして百合子を怒らせてしまう…百合子は店を飛び出していき、様子を見に戻ってきた照子夫婦は「百合子を追いかける」ように言うが、信作も強がって追いかけようとはしなかった。

すると敏春は「僕らは夫婦の会話をしてへんかった…信作くんもしてへんのちゃうか?話すばっかりでちゃんと聞いてへんちゃうか?長いこと一緒に居たら何も話さんでも相手のこと分かるいうのは違うんちゃうかな」と指摘する。

さらに照子も「早よ、百合ちゃんを追いかけ…1人にしちゃあかん…覚えてるやろ?好きになった頃」と言って再び帰って行った。

 

人になった信作は百合子と過ごした日々を思い返し、百合子を追いかけようと店のドアに手を掛けた…しかし、お母さん合唱団がやってきて、その後も途切れることなく店内はいっぱいになる。

なんとかその場を乗り切った信作だったが、お客さんが帰ったあとは「休憩中」と張り紙をして買い出しに出かけていく…入れ違いで店に戻ってきた百合子は、ラジカセのデープが動いていることに気付き、テープを再生した。

デープには信作とお客さんのやりとりが録音されていて、信作が百合子のカレーを自慢している声が流れてくる…信作が戻ってくると百合子は店を放って出て行ったことを謝り、2人は互いの気持ちが変わっていないことを確かめ合った…。

・・・次週へ続く

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人物相関図(1週~)

相関図「スカーレット」1週~

1週ネタバレあらすじまとめ

朝ドラ「スカーレット」1週

《はじめまして信楽》

 

和22年、戦争が終わってしばらく経ったある春の日、川原喜美子は父・常治と母・マツ、次女・直子、三女・百合子とともに大阪から滋賀県・信楽にやってくる…空襲でなにもかも失った喜美子たちは、常治の戦友だった大野忠信を頼って移住してきた。

忠信の家族は妻・陽子と喜美子と同じ年の信作の三人家族で、忠信家族は常治たちにとても親切にしてくれる…手放そうとしていた家を貸してくれたり、常治に仕事も紹介してくれた。

戦争中、戦地で負傷した忠信は何十キロの道をおぶって助けてくれた常治に「いつか必ず恩返しをしよう」と思っていたのだという。

そんな中、引っ越し早々、近所の男の子と大げんかをし喜美子は顔に傷を負って帰ってくる…その一部始終を見ていた信作が「相手からからかってきた」ことを喜美子の家族に話すと、常治は喜美子を傷つけた男の子の家へ抗議するため勢いよく家を飛び出した。

しかし男の子の方が喜美子の傷に比べ圧倒的にケガの度合いは激しく、家に戻った常治は喜美子をキツくしかりつける。

翌日、喜美子は転入する小学校に向かっている途中で、寄り道(野たぬきを追いかけていた)をしてしまい転校初日から学校に遅れてしまった…すでに授業は始まっていて先生に国語の教科書を読むように言われるが、家の手伝いが忙しく学校に行く余裕がなかった喜美子は読み書きが苦手。

そんな喜美子にクラスメートの熊谷照子が声をかけてきた…照子は信楽で一番の窯元家の娘(お嬢様)で「こんなアホな子やったなんて…かわいそうだから友達になってもええよ」と上から目線で言ってくる…喜美子は「いらん!忙しいから友達おっても遊ばれへん」と照子のことをバッサリ切り捨て学校を後にした。

 

治はある日、大阪で出会った草間宗一郎という男を連れて帰ってくる…静かで口数の少ない草間に違和感を感じていた喜美子は「わかった!この人、日本人じゃないでしょ」とひらめいたように言った。

すると草間は東京で生まれ育ち佐賀の大学を出た後、満州(1932年から1945年まで存在した国家)で働いていた叔父に呼ばれ、満州で暮らしていたことを説明し「満州での暮らしが長かったので、どこの人かと言われてしまうのは、当たらずとしても遠からずです…君は鋭いね」と喜美子に向かって言う。

その後、常治は照子の父親の会社「丸熊陶業」で働き始め、火鉢を運ぶ仕事を任された…常治が仕事を始めお金の心配がなくなったと喜ぶ喜美子にマツは「このままやと給食費払われへんわ…一人、増えたやろ?草間さん」と嘆く。

給食が食べられなくなるかもしれないという一大事に喜美子は「なんとかせな…草間さんに早く出ていってもらわないと…」と急いで草間を探しに行った…草間は道端で慶乃川善という陶芸家と陶芸について話し込んでいて、喜美子は半ば強引に草間を連れて慶乃川の家におしかける。

そこで慶乃川が最近作った茶碗を見せてもらうが、それは喜美子にとっては不格好で「なんやのこれ…歪んでるやん…こんなんただのゴミや」とけなしてしまった。

そんな喜美子に草間は「今日ひどかったね…人の心を動かすのは作品じゃない。人の心だよ…作った人の心が作品としてこちらの心を動かす…ひどかったのは君だ…子供だからといって、ああいう態度はいけないよ…一生懸命作った人に失礼だ」と叱りつける。

翌日、慶乃川の家を訪ねた喜美子は「昨日は失礼なこと言ってすみませんでした…」と素直に謝った…慶乃川は「気にせんでええよ」と喜美子の無礼をすぐに許し、陶芸家をやめ田舎に帰るんだと話す。

そして「陶芸家はお金にならへん…」とつぶやく慶乃川に喜美子は「(私は)お金にならないことはしません」と言い、慶乃川のいらなくなった画用紙を数枚もらって帰った。

 

美子は遅くまで慶乃川にもらった画用紙に絵を描き、そのまま眠ってしまった…翌朝、喜美子の絵を見た草間は「たいしたもんだ…上手だね」と物凄く褒める。

草間に褒められたことがよほど嬉しかったのか、喜美子は学校に行くもの忘れ絵を描き続けた…翌日、授業中も絵を描いていた喜美子は先生に注意されるが「女に学問は必要ない…川原家の家訓です」と昨晩、常治が酔っぱらって言った言葉を伝えた。

そのことはすぐに常治の耳に入ったようで、血相を変えて帰ってくる…そして常治は「勉強せい…なんの取り柄もないんだから勉強くらいできんでどないするんや…もう恥ずかしいわ」と喜美子を叱りつけた。

草間は横から口を挟み「なんの取り柄もないなんて…(喜美子が描いた絵を常治に見せ)大人顔負けのとても上手な絵です…僕は驚きました」と喜美子の才能を褒める…しかし常治は「こんなんただの落書きや…なんの腹の足しにもならん」と言い、社長の娘(照子)に勉強を教えてもらいに行けと命令した。

喜美子は悔しい気持ちをグッと抑え込み「ほな行ってくる…いってきます」と普段通りに振る舞う…照子にはなぜか信作もいて、喜美子は二人からみっちり読み書きを教わった。

そして家に帰った喜美子はマツから「草間が出ていったこと」を聞かされる…草間との突然の別れに喜美子は涙が止まらなくなってしまうのだった。

それから半年が過ぎ、喜美子たちは初めて冬を迎える。

喜美子は庭を耕して小さな畑を作り、ようやく収穫できるまでになった…さらに新しい風呂を炊くのも日課となり、責任感が強く面倒見の良い喜美子は、次第に家でも学校でも頼られる存在となっていく。

そんな中、数日家を空けることになった常治は道端で借金取りと遭遇する…しかし常治の顔をハッキリ覚えてなかったようで、常治はなんとかその場は乗り切るが、大阪でした借金を徴収しに来たようだ。

借金取りは常治が帰ってくるまで、家に居座るという…喜美子は震えながらもこのピンチを乗り切る方法を考えるのだった…。

 

・・・2週目へ続く

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2週ネタバレあらすじまとめ

朝ドラ「スカーレット」2週

《意地と誇りの旅立ち》

 

治がしばらく家を留守にしていたある日、喜美子が家に帰るとそこには大阪から借金取りが常治の帰りを待っていた。

喜美子は借金取りが食べていたゆで卵を欲しがり駄々をこねる直子のために「ゆで卵全部食べんでください」とお願いするが聞く耳をもってくれない…カンシャクを起こした直子は借金取りの男の腕に噛みつき、外に逃げ出すもすぐに捕まってしまう。

するとそこに救世主のように草間が現れ、得意の柔道であっという間に男を投げ飛ばした…その後、草間は借金の一部を立て替えてくれ、借金取りは帰っていく。

それを借金取りから聞かされた常治は、草間に直子を助けてくれたことをお礼を言うと、立て替えてくれた分を返すため家中のお金をかき集めた…草間は「今夜はここに泊めていただくので、その宿代というのはどうでしょう?一泊100円で…残りの20円は僕の借りを返したいという気持ちで…」と提案する。

しかし常治は草間の好意を受け取ろうはせず、必死にお金を探し続けた…常治の考えがわからない喜美子は「なんで?」と質問攻めをすると、常治は「そうしたい(お金を受け取りたい)のに出来へんねん…そうしてたまるかという男の意地や!女にはない意地や誇りが男にはあるんじゃ!」と本音を打ち明ける。

常治の言葉は喜美子に深く突き刺さり、翌朝、喜美子は「わかった!」と興奮しながら以前起こった出来事を話はじめた…喜美子が直子を連れて紙芝居を見に行った時、お菓子を買うお金がないことを男の子たちにバカにされ悔しい思いをしたのだという。

それでも紙芝居を見たがる直子に、おじさんは「紙芝居を見るだけだったらお金はいらない」と言ってくれるが、喜美子は直子を連れて帰ったと説明した…そして喜美子はその時の気持ちと昨日常治が言っていたことが同じ気持ちだとわかり「女にも意地と誇りがあるんじゃー!」と大声で叫ぶ。

 

原家での騒動を見守っていた草間は、しばらく東京へ戻るのを先送りにして子供たちに「柔道の心得」を教えるため柔道道場を開くことに…そこには男女問わず沢山の子供たちが集まった。

そこで草間は「僕は君たちに教えたいのは本当に強い人間とはどういう人間か…そして人を敬うことの大切さを学んでほしい」と話す…喜美子たちは草間流柔道の心得を学んでいくが、草間が信楽を離れる日がやってくる。

草間は「4年程前に先に満州から日本に帰国した生き別れの妻」を探していたようで、その話を聞いた喜美子は「そういうことやったら早く行かな…4年も経って…はよ見つけんかい!奥さんカンカンや」と言った…草間は大概の大人はもう亡くなってると思うところを「生きてる」と言ってくれた喜美子の言葉が嬉しく、希望が見えたような気がする。

そして草間はみんなに別れを惜しまえれながら旅立っていった。

 

和28年2月、中学卒業を控えた喜美子は15歳となる…中学を卒業後、喜美子は家計を助けるため照子の父親が経営する「丸熊陶業」に就職する予定となっていた。

しかし会社に呼ばれた喜美子は社長から「男ばっかりの職場に15歳の女の子を受け入れるなんて、そもそも考えが甘かった」と社員たちから反対意見があることを告げられ、内定の取り消しを言い渡されてしまう。

信楽のような小さな町で新たな就職先をすぐに見つけることは難しかった…そんな喜美子の内定取り消しを知った常治は数日家に帰ってこなくなる。

数日後、家に戻った常治は喜美子にツテを頼り就職先を探してきたと話すが、就職先は大阪だった…喜美子は信楽から離れたくないという気持ちをグッと堪え、家計を助けるため大阪へ行くことを決意する。

旅立ちの朝、喜美子は高台に登ると信楽の景色を目に焼き付けた…道端に落ちていた焼き物のかけらをお守りにして…。

 

・・・3週目へ続く

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3週ネタバレあらすじまとめ

朝ドラ「スカーレット」第3週

《ビバ!大阪新生活》

 

阪にやってきた喜美子が働き口を尋ねると、荒木さだが出迎えてくれる…さだは下着を扱う会社を経営していて、喜美子にとってはとても華やかな世界だった。

職場の雰囲気も良く、胸踊らせる喜美子にさだは「あなたの仕事はここやないのよ…私の住んでる荒木荘で炊事・洗濯・掃除をする下働きの仕事(女中)」だと説明する。

その後、職場となる荒木荘に案内された喜美子は荒木荘に下宿している医学生の酒田圭介や、若い頃からさだの家を支えてきた女中の大久保のぶ子と挨拶を交わした…住み込みで働く喜美子には「まかない」がつき、さらに自分の部屋も用意される。

喜美子は食が保証されていることや初めての自分の部屋にテンションが上がり、でんぐり返しをした勢いで隣の部屋のふすまを蹴り倒してしまった…初日から失態を犯してしまった喜美子はさだと大久保に叱られてしまう。

さらに大久保から「こんな子にできるわけじゃない…誰にでもできる仕事だと思われてるさかいな…あんたみたいな若い子には無理や」と信楽に帰るよう言われてしまった…その夜、喜美子が帰り支度をしていると見覚えのないタオルとマツからの手紙、そしてマツ宛のハガキが入っていることに気づく。

マツの手紙にはハガキを用意してくれたのは近所の人たちで「(ハガキを用意してくれた陽子が)一生懸命お手伝いしてる喜美ちゃんを見てきたからや」と言ってくれたのだという…そして「どんなことでも一生懸命してやってたら誰かが見てくれてくれるんやね」書かれていた。

喜美子は常治の汗が染み込んだタオルを顔にあてながら、涙を流す。

 

美子は大久保とさだの前で「予定通り働かせてもらいます」と宣言した。

そして住人たちの前で喜美子は「大久保さんはお子さんを4人育てあげて家の中のこともずっとやってきはった…素晴らしいことやのに大久保さんは家の中の仕事は誰にでもできると言いました…そうやろか?大久保さんが作ったご飯は大久保さんにしか作れないのと違う?家の中の仕事も素晴らしい仕事や…いつかあんたにしかできひん…そう(大久保に)言わせてみたい…どうか雇ってください」と頭を下げる。

大久保は「アホらしい」と言いながらも喜美子のやる気を見込んで、早速手伝いをするよう指示をした…その後、喜美子は荒木荘に住んでいる女性新聞記者の庵堂ちや子や、市役所勤めを辞めた田中雄太郎をと顔合わせをした。

こうして女中見習いとして働き始めた喜美子は朝から晩まで忙しく、自由になる時間は寝る前のわずかな時間だけだったが、喜美子は初めての手紙に「楽しい」と書いて家族を安心させる。

それでも信楽にいる照子から楽しい高校生活を送っているという手紙が届くと、喜美子羨ましく思い「うちもほんまは信楽に居たかった…でも最後は自分で納得してきました」とちや子に本音をこぼし、旅のおともに焼き物のかけらを持ってきたと話す。

ちや子はそのかけらを見て「古い信楽焼きなら高い価値がつくかもしれない…上司に頼んで見てもらう?」と聞くと、喜美子は「これがお金になるんですか!」と大はしゃぎ。

 

美子が荒木荘に来て1ヶ月が経ち、時間も気持ちにも余裕がうまれ、空いた時間に住人の靴箱に名札をつけたり、ペン立てを装飾したりと下宿屋を彩ろうと工夫し始める…そんな喜美子に大久保は大量のストッキングを修正すよう命じた。

荒木荘の仕事とは思えなかったが、喜美子は大久保に言われるがまま夜な夜なストッキングを縫い続ける…次々とストッキングを持ち込んでくる大久保に喜美子の怒りは爆発し、大久保に見立てた枕に柔道の技をかけてはストレスを発散していた。

そんな中、待ちに待った給料日がやってくる…大卒の初任給が6千円程と言われてた頃だったが、喜美子のお給料袋に入っていたのは千円札1枚だけだった。

思ったより少ないとガッカリする喜美子にさだは「ちゃんとしたお給料は大久保さんがおらんくなってからよ…(今はまだ)見習いや…全部任されれうようになって初めて大久保さんに渡すお給料も全部、喜美ちゃんの物になる」と説明する…喜美子は「打倒・大久保」を心に誓うのだった。

数日後、さだが開催する下着ショーを見に行くため休みをもらった喜美子は、取材をするちや子と下着ショーの前に焼き物を見てもらいにちや子の職場へ向かう…上司は焼き物の価値はわからず知り合いの大学の先生に見せてくれると話す。

そこで喜美子は散らかっている職場が気になり湯呑の洗いものをかってでて、結局、掃除を済ませてから下着ショー会場へ向かうことに。

下着ショーが無事に終わった帰り道、喫茶店に入るとちや子は早速記事を書きあげた…上司との電話が終わるとちや子は「喜美ちゃん、うちの職員に(掃除係として)引き抜かれたで!今の給料の5倍は出すって」と興奮気味に説明する…。

 

・・・4週目へ続く

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4週ネタバレあらすじまとめ

朝ドラ「スカーレット」4週

《一人前になるまでは》

 

美子が女中見習いとして働き始めて1ヶ月ほど経った頃、ちや子の働く新聞社から清掃係として引き抜きの話が舞い込んでくる…給料が今の5倍という魅力的な条件に喜美子は「ちや子さんの新聞社で働かせてもらいます」と即答した。

ちや子はすぐに決めようとしないでじっくり考えるように言い、まずは喜美子の希望条件を上司に提示してくれることに…そして雄太郎の提案で喜美子は試しに新聞社で働かせてもらうことにした。

新聞社ではみんなが忙しなく動いていて、その中でも男に混ざって仕事をしているちや子に驚くばかり…そんな喜美子にちや子の上司は「この前預かった信楽焼のかけらを大学の先生に見てもらった」と言い、割れてしまったかけらのため価値はわからないようだが、室町時代の焼き物なのだと教えてくれる。

さらに上司はちや子のこれまでの武勇伝を色々と教えてくれ「ちや子には新聞屋の誇りがある…仕事が好きなんや…好きだから疎かにせん…最後まで責任を持ってやり遂げる」と厳しい男の世界で働くちや子のことをべた褒めする。

仕事を終えた喜美子が荒木荘に戻ると、雄太郎が「映画の出演(セリフは一言だけ)が決まった」ことを嬉しそうにみんなに報告していた…雄太郎は実は役者を目指していたらしく「今はお金より夢が大事や」と話す。

その晩、荒木荘の人々の様々な生き様を通して将来を見つめ直した喜美子は、ちや子に「荒木荘のみんなも新聞記者の上司も好きです…好きばっかりでどう考えたらいいか…逆に嫌いなことを考えてみました…途中で投げ出すことです…大久保さんに認めてもらうまで辞めません」と転職の話を断ることに決めたことを報告した。

するとちや子は「荒木荘、卒業したら自分のやりたいこと見つけて、やりたい道に進んだらいい」とエールと送る…自分のやりたいことを考える喜美子の視線の先には描きかけの絵があった。

 

楽では喜美子の実家に何者かが家に侵入し、家中のお金を盗まれるという事件が発生した…このことは直子からの電話で喜美子は知り、さらに朝一で常治が喜美子の給料を前借りするため大阪に向かったのだという。

久々の親子の再会だったが、大久保と3人の空間に緊張感が漂い、喜美子と常治はどちらがお金の話を切り出すが押し付けあっていた…すると大久保が「頑張ってはりますっせ…えぇお嬢さんですな…お給料わずかなのに辞めさせてくれとも言いださんと…」と喜美子を褒める。

そして「ストッキングの補正は給料のわずかしかもらえない喜美子に少しでもお金を稼がすため、内職をさせていた」ことを明かし、ストッキングの補正代1536円(128足×一足12円)を手渡した…給料よりも高い内職代に喜美子と常治はニヤニヤが止まらない。

帰り道、喜美子は内職のお金をすべて常治に渡すと「荒木荘で頑張ることにした…大久保さんの後を引き継いで何から何までできるようになるまで辞めへん…だから信楽には3年は帰らん…先に言うとかないと寂しいやと」と話した…常治は寂しい気持ちを心にしまい込み、決意を固めた喜美子を応援する。

 

和30年、18歳となった喜美子が荒木荘にきて2年半が経ち、大久保の後を引き継ぎ一人で切り盛りしていた…そんな喜美子の悩みの種は半年間も下宿代を滞納している雄太郎。

役者を夢見ていた雄太郎だったが、なかなか花咲かずいた…そんな雄太郎に「今日こそは」と喜美子が厳しい口調で話すが「映画俳優に日雇いなんて…」とブツブツつぶやく。

すると2人のやりとりを見ていたちや子も「荒木荘のお金のやりくりもできるようになって初めて大久保さんに認めてもらえるんや」と雄太郎に厳しく言ってくれる。

そしてちや子は喜美子に美術学校のパンフレットを渡した…実は喜美子はお金を貯めて美術関係の学校行きたいと思っているのだ。

そんな喜美子のもう一つの悩みの種は、最近引っ越してきた近所の犬の飼い主(コワモテ男)がフンを持ち帰らないこと。

喜美子から相談を受けた圭介は「僕がビシッと言ってあげるから…かわいい妹に毎日、犬のフンを掃除させるなんて許せん」と言ってくれ、2人で待ち伏せをしていると、コワモテ男ではなく可愛らしい女性が犬を連れてやってきた。

その女性に会ってからというもの圭介の食欲はなくなり、いつも上の空…心配した喜美子が話かけると圭介は名前も知らない女性に「一目惚れ」したことを打ち明けた。

すると喜美子は「うち協力しましょか?あの犬を連れてた女の人に話しかけてみましょか?圭介さんの恋うまくいくよう応援します…うちは圭介さんの妹やから放っておけません」とキューピット役を申し出る…。

 

・・・5週目へ続く

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5週ネタバレあらすじまとめ

朝ドラ「スカーレット」第5週

《ときめきは甘く苦く》

 

美子が荒木荘に来て3度目の秋を迎えた頃、圭介がある女性に一目惚れをしたことを知った喜美子は2人のキューピット役をかってでた…ある日、喜美子は犬のゴンを連れてコワモテ男が、圭介の意中の女性を「あき子」と呼んでいるのを偶然耳にする。

ひょんなことからあき子の父親に会えることになった喜美子は「あき子を圭介に会わせたい」と直談判するが、父親は難色を示していた…そこで雄太郎からアドバイスをうけ、喜美子は「圭介が医学生」であることを伝える。

すると父親から話を聞いたあき子が圭介に会いに荒木荘にやってきた…あき子との再会に舞い上がる圭介は「喜美ちゃん、ありがとう!」と喜美子を抱きしめる。

2人はすぐに意気投合し楽しそうに盛り上がっていた…喜美子は圭介の大好きなおはぎを持っていこうとするが、甘い物が嫌いだというあき子に話を合わせるように圭介は「せっかく作ってくれてはるから食べてたっていうか…」と言い、喜美子はショックを受ける。

その後、圭介とあき子は食事に出かけていき、圭介が帰ってきたのは夜遅く…ほろ酔い気分の圭介はあき子とのデート話を嬉しそうに喜美子に報告し「喜美ちゃんのお陰や…かわいい妹」といつものように頭をなでた。

浮かない表情の喜美子にちや子が「大丈夫?」と心配そうに声をかけるが、喜美子にはなんのことかわからない…するとちや子は「わからへんの?自分の気持ち」と圭介に恋をしているのだと話した。

喜美子は「この胸がズキズキ痛むのも…気持ちが沈んでしまうのも…さっき圭介さんが浮かれた様子で帰ってきたんで何浮かれてんのや、このポンコツと思った…そやけど笑ってる顔見たら良かったやん思いました…圭介さんが喜んでるとうちも嬉しい…なんや気持ちが忙しい…恋っていうのはおもろいな」と今までない気持ちに戸惑いながらも嬉しそうに言う。

 

介とあき子の交際が始まり、圭介は何をするにも喜美子頼り…そのお陰もあり喜美子と圭介の距離は今までよりも近くなるが、あき子はそんな2人に嫉妬し「荒木荘から出てほしい」とお願いし「荒木荘の話はっかりやん…今日の服だって女中なんかに選んでもらって…女中なんかとそんなに仲良くしてほしくない」と感情的になった。

そんなあき子に圭介は「(喜美子のことを)女中なんて言わんでくれ…喜美ちゃんは大切な妹や…見下したような言い方やめてくれへんかな」と言うが、結局「あき子を悲しませたくない」と荒木荘から出ていくことを決める。

荒木荘に戻った圭介は喜美子に「荒木荘を出て大学の寮に移る…好きな人の悲しい顔見たないねん…あき子が荒木荘出て言うから出ていくことにした」と打ち明け「喜美ちゃん、好きや…妹みたいに大事に思ってるよ」と言った。

喜美子は自分の気持ちを伝えるかのように「うちも圭介さん大好きや」と答え、数日後、荒木荘を出ていく圭介を笑顔で送り出す。

しかし喜美子は圭介と一緒に過ごした日々を思い出し、涙を流しながら「恋なんて二度とするもんか」と固く心に誓うのだった。

 

の暮も近づいたある日、喜美子は「美術学校に行く」という新たな目標に向かっていた…荒木荘での仕事と両立できるという理由から「美術研究所」という学校に通うことを決め、荒木荘の住人たちに報告をする。

数日後、喜美子はちや子から美術研究所で特別講師をすることになった日本を代表する芸術家・ジョージ富士川のサイン会が行われることを聞き会場へ向かった…そこで喜美子が「来年から美術研究所に通う」ことを伝えるとジョージ富士川に激励され感動する。

するとその会場に通訳として来ていた草間と偶然再会し、喜美子は思わず声をあげた…2人は近況を報告し合い、そこで草間は生き別れた妻が見つかったと話すが「この近くの商店街で飲食店をやってる…別の人と…ずっと何年も知らないで探して…バカみたいな結末でがっかりさせたね」と悲しそうに言う。

喜美子は草間が奥さんと戦後一度も会っていないことを知り「行きたい所があります…奥さんちゃんと話した方がいです」と半ば強引に草間を連れて店を訪ねた…草間と妻は顔を合わせるも黙り込み、草間は客として振る舞う。

食事を終えた草間が早々に会計を済ませていると、店に入ってきた客の話から「妻が妊娠中」であることを知り、結局なにも言わず店から出ていった…片付けをしていた妻はテーブルの上に離婚届けと「幸せに…宗一郎」というメモを見つけ、こっそり涙を流す。

離婚届けを草間が置いていったことを知らない喜美子だったが、どこか吹っ切れた表情の草間を見て安心し、笑顔で別れた。

しかし荒木荘に戻った喜美子に信楽にいる父・常治から「母が倒れた」という連絡が入る…。

 

・・・6週目へ続く

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6週ネタバレあらすじまとめ

朝ドラ「スカーレット」6週

《自分で決めた道》

 

木荘にきて3年が経った喜美子は、働きながら美術学校に通おうと思っていた…そんなある日、信楽にいる父・常治から「母が倒れた」との連絡が入り、喜美子はすぐに実家に向かう。

家に戻る道中、喜美子は女の子たちに囲まれている幼なじみの信作にでくわすも、あまり触れずに実家へ戻った。

常治は姉妹たちを集めると、喜美子に向かって「大坂戻らんでいい…うちのこと頼むわ…新しい仕事も信楽で見つけたるから…以上」と言う。

すると「何が以上なの…また一方的に言って…さっき聞いたとこやねん…寝てるふりせえ言われて」と隣の部屋からマツが顔を出した…マツが倒れたというのは嘘だと判明するが、実際体調が良くないのは本当の話らしく、思春期の直子の反発を受けての苦肉の策だったようだ。

妹たちも喜美子がいないと川原家は回らないと言うが、喜美子は荒木荘の仕事を投げ出すことはできず「明日、大阪に戻る」と答える。

その夜、喜美子はマツに来年から美術学校に通おうと思っていることを打ち明けようとしていると、結婚するのだと勘違いしたマツがソワソワ落ち着きなく動き、酔って寝ていた常治が目を覚ました。

喜美子が常治とマツに美術学校のことを伝えると、常治は「学校?くだらん…なに勝手のことしてるんや…ここで暮らしたい言うて(3年前)大阪行きたくないって泣いてたやないかい!」とろくに話を聞こうともせずに頭ごなしに叱る。

 

美子は常治と仲違いしたまま大阪へ向かうことに…その道中、三女・百合子にでくわし、マツの病院へ薬をもらいに行くのだという。

学校がある百合子の代わりに喜美子は病院に行ってから大阪に戻ると話すが、百合子は「病院…大人はあかんねん」と意味深に言った。

すると偶然通りかかった信作が「病院のツケがたまっている」のだと教えてくれる…さらに喜美子がいない3年の間に、川原家は病院代を払えないほどの家計状況になっていたようで、喜美子は大きなショックを受ける。

一度実家へ戻りマツに借金の詳細を教えてもらった喜美子は、思い立ったように幼なじみ・照子の父の会社「丸熊陶業」を訪ね、その後、大阪へ戻った…喜美子は荒木荘の人たちに事情を伝えると、美術学校に通う夢を諦め、女中の仕事も辞め、実家に戻ることを告げる。

翌日、喜美子はお世話になった人たちに別れの挨拶をするも、新聞社を突然辞めたのだというちや子には会えず、手紙を残して大阪をあとにした。

数日後、ちや子が受け取った手紙には「ようわからん道を選んで歩き出すのはえらい勇気がいります…勇気を出してうちは信楽に帰る道を選びました…自分で決めました…そやから最後にちや子さんに会いたかった…いつかここの道良かったと笑って会えますように」といつも相談相手になってくれたちや子への感謝の言葉が綴られていた。

 

美子が戻ってきた川原家の食卓はパッと花が咲いたように明るくなり、みんな自然と笑顔になっていく…こうして信楽に戻った喜美子は「丸熊陶業」で社員食堂のお手伝いをすることになった。

そんなある日、喜美子は初めて見た絵付け火鉢に目を奪われる…しかし立ち入り禁止の作業場に入ってしまった喜美子は追い出されてしまうが、絵付けしている光景が目に焼きつき頭から離れなかった。

そんな喜美子は照子にお願いして立入禁止の作業場を案内してもらい、絵付けの作業工程を説明してもらい興味津々…するとそこに職人たちが戻ってくるが、なにやら会社とモメているようで、親方は職人を連れて出ていってしまう。

帰り道、喜美子は悩んだ末会社に戻り、照子に「絵付けをやらせてほしい」と頭を下げた…照子は「女の絵付け師なんて聞いたことがない…絵付けも陶芸もやってる人はみんな男や」と答えるが、喜美子の必死な姿に「うちに任せて…お父さんに早速言っておくし…明日作業場いき」と言う。

翌朝、喜美子が作業場に行くと、そこには見知らぬ男の姿のがあった…。

 

・・・7週目へ続く

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7週ネタバレあらすじまとめ

朝ドラ「スカーレット」7週

《弟子にしてください!》

 

付けという新たな夢を見つけた喜美子が作業場に向かうと、そこには見知らぬ男の姿があった…社長によると、その男は新しい絵付け職人の深野心仙という有名な日本画家の先生なのだという。

社長と再び作業場に向かった喜美子は、深野からすんなり絵付けをする了承を得た…弟子たちから簡単な説明をしてもらった喜美子は、すぐに絵付けをやらせてもらえることに。

喜美子は初めての絵付けに夢中になり、気づけばすっかり夜になっていた…慌てて家に帰ると、家の中はぐちゃぐちゃ…実は喜美子は居ない間に常治がお風呂が沸いていないことに怒り、直子が言い返したことでさらに常治は激怒し暴れて出ていったのだという。

喜美子は直子を慰めようと声をかけるが、直子は「うちかて学校の宿題とかあんねん…はよ帰ってきてや…うち嫌いや…洗濯も畳むのもみんな嫌い…お父ちゃんも大嫌いや!」と言い放った。

翌朝、作業場に向かった喜美子は深野に、食堂の仕事が終わったら家に帰らなければいけないという理由を説明し、朝の少しの時間だけ作業をしたいとお願いすると、またしても深野の追い出されてしまう…さらに弟子たちからも「また遊びにおいで」と言われてしまった。

喜美子は仕事として絵付けをやらせてもらいたいと伝えると、深野は「仕事を覚えてもものになるまで何年かかるかわからん」と朝から晩まで修行しても一人前になるには数年はかかる厳しい世界だと説明する。

自分の考えの甘さを通過した喜美子は落ち込みながら家に帰ると、そこには荒木荘でお世話になったちや子の姿が…ちや子は琵琶湖にかける橋の取材にきていたのだと言い、新聞社を辞めたあと転職して雑誌記者になったのだと話した。

ちや子はこの話を聞いた時「橋が完成するまでまで何年かかるかわからないけど夢のある話や」と心が踊り、編集長にどうしても取材をやらせてほしいと何度も頭を下げたのだという。

楽しそうに仕事をしているちや子を見た喜美子は「うちも絵付けやりたかった…ものになるまで何年もかかる言われてた…うちには時間もお金も余裕ないねん」とやりたいことを諦めないといけない悔しさに涙が止まらなくなった。

 

美子の本音を知ったマツは働きながら絵付けを学ぶ方法を探し、週に一度教えてくれる会社を見つける…その夜、マツは常治に「喜美子にやらせてやりたいことがあるんです…絵付けを習わせてあげたい」と説得を試みるが、話を聞いてくれようともしなかった。

しかしこのことで何をしたいのかが分かった喜美子は、マツと妹たちに自分の思いを話し始める…先日、喜美子は見ない方がいいと忠告されながら絵付け師の深野が作業している所を覗くと、深野はヘラヘラ笑いながら絵付けしていたことを話した。

なぜ笑っているのか気になった喜美子が声をかけると深野は、自分の半生を打ち明ける…昔、風景画を描いてた深野だったが、戦争が始まってからは(戦地の様子をリアルに描いた)戦争画を描くようになったのだという。

小さい頃から絵を描くことが大好きな深野だったが、戦争の絵を描くようになって心を病んでしまい「もう一生絵は描けない」と他の仕事を転々としていた…そんな時に絵付け火鉢に出会った深野は「なんと贅沢なことを日本は楽しむようになったんや…これが戦争が終わったということや」と実感したのだという。

それから深野は絵付けに夢中になり「絵を描けることはなんて幸せなことか」と絵を描いてるとつい笑みが溢れてしまうのだと嬉しそうに話したそうだ。

そして喜美子はマツたちに「うちは深野先生の弟子になる」と決意をあらわにする。

その頃、飲み屋で偶然出会った常治と深野は意気投合していた…酔った深野は弟子入りを志望する喜美子の話に触れ「あかんやろな…すぐに辞めてしまう」と言うと、常治は思わず「そんな根性なしちゃう!そこらの野郎とうちの娘一緒にすんな!」と反論してしまう。

翌朝、話があると切り出す喜美子に常治は「週一回習い事するって話やろ?丸熊陶業じゃないとあかんねん!やるんやったら半端な気持ちでやったらあかん」と意外な言葉が返ってきた。

喜美子は早速、深野に弟子入りをお願いし「(辞めた人数も含めた9番目の弟子ということで)9ちゃん」というあだ名で呼ばれるようになる。

こうして喜美子は本格的に絵付けの修行を始め、早く一人前になりたいと力が入る喜美子に深野は「怖い顔になってるで…たまには違う絵を描いて寄り道しようか…はよ追いつきたい思ってるやろうけど、近道はないねん…なるべく時間をかけて歩く方が力はつく」とアドバイスをした。

そして月日は流れ昭和34年、喜美子は21歳になる…。

 

・・・8週目へ続く

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人物相関図(8週~)

相関図「スカーレット」8週~

8週ネタバレあらすじまとめ

朝ドラ「スカーレット」7週

《心ゆれる夏》

 

和34年、21歳になった喜美子は絵付け師の深野に弟子入りして3年が経ち、ようやく絵付けの仕事を任されるようになっていた…ようやくスタートラインに立った喜美子に深野は火鉢のデザインを考えるようにいう。

不安がる喜美子に深野は「物作りは一生、修行や…デザイン採用されるまで何度でも取り組んでみたらええやないか」とアドバイスをした…悪戦苦闘の末、デザインを完成させた喜美子は深野からお墨付きをもらいう。

早速、社長に見てもらうために事務所に向かった喜美子は、役所勤めをしている信作出くわし一緒に事務所へ入った…持ってきたデザインは社長の右腕・加山が受け取り、机の上に乱雑に置くが、喜美子は「また持ってきてもいいですか?今年がダメなら来年」と前向きに話す。

するとそこに新婚の照子がやってきて、婿に来た夫・敏春に尽くす姿に喜美子と信作は驚いた…喜美子たちはお見合い結婚するのを嫌がっていた照子を心配していたが、照子は「いつの間にか敏春の優しさに惹かれていった」のだ話す。

そんな中、事業拡大を図る丸熊陶業に若い社員たちがやってくる…新社員たちは若社長の敏春に連れられ挨拶回りをし、喜美子は十代田八郎という青年と出会った。

八郎と喜美子の故郷が同じということもあり、すぐに打ち解け信楽の話で盛り上がる…一方で、社長と敏春の意見の対立が目立つようになり、照子が仲裁に入る場面もしばしば。

そんな父親に照子は「敏春さんはこの絵付けのデザインを次の火鉢に採用したい言うてはる」とデザイン画を見せる…それは喜美子の描いた絵で照子の後押しもあり、新しい火鉢のデザインとして採用された。

 

春は「信楽初の女性絵付け師」として喜美子を売り出そうと、新聞取材の話をもってくる…しかしその取材は喜美子にとって不本意なもので、深野の名前を伏せ、さらに「マスコットガール」のように紹介するというものだった。

初めは取材を断った喜美子だったが照子に「顔を立ててほしい」とお願いされたこともあり、これも絵付けの仕事のうちだと割り切って取材を受けることにする…信楽初の女性絵付け師として新聞に載った喜美子は一躍有名になり、喜美子は深野にも申し訳ない気持ちになるが、深野は笑顔で喜んでくれた。

そんな中、絵付け係にやってきた八郎は深野にずっと言いたかったことを話し始める…八郎の家には深野が描いた日本画がずっと飾っていて、その絵は祖父がやっと手に入れた思い出の一枚で床の間にずっと飾っていたのだという。

祖父が亡くなった後も形見として大事にしてたのだが、家計が厳しくなってきた時、八郎はそれを闇市で売ってお米と卵に代えてしまったのだと打ち明け「こちらに来ることなってお会いしたら頭下げよう思ってました…先生の大事な絵をすいませんでした…先生の絵のお陰で白いごはん、卵ほんまにありがとうございました」と涙を流しながら深々と頭を下げる。

その夜、喜美子は八郎が持っていた深野の絵を、想像を膨らませながら描くことにした…。

 

・・・9週目へ続く

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9週ネタバレあらすじまとめ

朝ドラ「スカーレット」7週

《火まつりの誓い》

 

美子は八郎が泣く泣く手放したという深野の絵を想像して描きあげ、八郎に持っていく…その絵を見た八郎は自分のために描いてくれたことに感動し、涙を浮かべた。

そんな中、突然、丸熊陶業の社長が急病で倒れ亡くなったという訃報が入ってくる…喜美子が照子に会えたには社長の葬儀が終わってしばらく経った頃だった。

そこで照子は妊娠中であることを打ち明け、新社長となった夫・敏春の方針で、丸熊陶業を大改造する予定だと話す…新しく若い従業員を迎え、火鉢の生産も大きく縮小するのだという。

変革の波紋が広がる中、深野は「早々に丸熊陶業を去ります…若い世代を中心に丸熊陶業を大改造されるというお話…信楽を離れて遠くの地から応援させてもらいます」と敏春に信楽を去る決意を明かした。

一方で川原家では百合子の進学相談に同席した喜美子は、百合子 が家庭科の先生になりたいという夢を持っていることを知る。

担任の先生は教員免許を取るために短期大学に行くことを提案するが、常治は喜美子の時と同じように「女に学問は必要ない」と反対した。

喜美子は百合子の夢を応援してあげたい思いから必死に常治を説得するが、常治は喜美子の給料が今だに少なく、昔と変わらず厳しい家計であることを明かし、喜美子は何も言えなくなってしまう。

 

美子は八郎から深野が信楽を去り、長崎で若い絵付け師の弟子になるということを聞く…喜美子は師匠が居なくなることの不安や寂しさから「私も長崎行こうかな…」と仕事をや辞めてついて深野の後をついていこうか悩む。

その後、深野から信楽を離れる話を聞かされ、さらに2人の弟子もそれぞれ絵付けの教室の先生になることを教えられ、一人置いていかれたような気持ちになる喜美子に深野は「9ちゃんはこのまま丸熊陶業でしっかりきばり…信楽初の女性絵付け師や…これからはそれぞれが、それぞれの道で絵付けを頑張るんや」と話した。

丸熊陶業で頑張ることを決めた喜美子が家に帰ると、常治とマツが待っていた…常治たちは風のウワサで深野のクビになったと聞いたらしく、心配してる様子。

喜美子は深野たちは新しい土地で新しいことに挑戦するのだと説明するが、常治は聞く耳を持とうとせず、喜美子は「好きなこと追いかけて…深野先生は素晴らしい先生や!」と思わず声を張り上げた。

すると常治は「好きなこと追いかけて、それで食える人間がどれだけおる思てんねん…深野先生みたいな人間だけが素晴らしい人間だと思うなら、出てってくれ」とどこか悲しそうに言う。

 

日後、火まつりの日を迎える…火まつりは陶芸の町ならではの夏祭りで、町の真ん中の神社から山の上の小さな社まで陶工たちが松明を担いで登り、火の神様に感謝を捧げる行事。

喜美子は八郎や深野やたちとともに山を登り始め、やっとの思いで頂上へたどり着く…そこで喜美子はある決心をする。

深野たちが去る日、喜美子は敏春に「信楽初の女性絵付け師」として今後は一人前として扱ってほしい…つまり給料をあげてほしいとお願いしに行った。

直談判の結果、喜美子の要求は通り、深野たちに報告すると深野は「これで名実ともに一人前の女性絵付け師の誕生や」と喜んでくれる。

喜美子の給料が上がったことで百合子の高校進学が叶い、喜美子はやっと一人前と認めてもらえるようになった。

そんな中、喜美子のデザインした絵付け火鉢の試作品が完成する…喜美子は初めてデザインした火鉢を見せるため八郎を訪ねると、作陶する姿に目が離せなくなってしまう…。

 

・・・10週目へ続く

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10週ネタバレあらすじまとめ

朝ドラ「スカーレット」10週

《好きという気持ち》

 

成した火鉢を八郎に見せようと喜美子が訪ねると、そこで陶芸をする八郎の姿に目を奪われる…八郎は喜美子が見ていることにしばらく経ってから気づき、社長の許可を得て仕事の前後に陶芸の練習をさせてもらっているのだ話した。

そんな八郎は陶芸家を目指していて「いつか誰かにとって大事な宝物になるような、そいう作品を持つことが僕の夢です」と熱い夢を語る。

そんな中、信楽では街を盛り上げるため「お見合い大作戦」という集団お見合いイベントが開催されることとなり、信作は若い人たちに参加するよう声をかけていた。

八郎も信作に誘われたようで「川原さんもお見合い大作戦参加しはるの?信作が役場の人たちと盛り上がったようですよ」と喜美子に話す…喜美子はいつの間にか2人が「信作・ハチ(八郎)」と呼び合い、一緒に飲みに行く仲になっていることを知り「興味ないです…行きません」と怒って帰っていく。

その夜、喜美子はマツに湧き上がる陶芸への思いを打ち明け、八郎から陶芸を学んで自分の世界を広げたいと話した…マツは喜美子の新しい挑戦を応援してくれる。

 

美子は朝早く八郎を訪ね本格的に陶芸を教えてほしいとお願いした…しかし八郎は「困るわそんなん…僕と川原さん2人きり…周りに知られたら何言われるかわかりませんよ」と断る。

喜美子が「いつまで経っても喜美子呼んでくれないのはそういうことやったんですね…ここ(喜美子)とここ(八郎)の間には男と女いうことでしょ?」と少し怒ったように言うと、八郎は「僕にとって川原さんは女や…僕は付き合ってもない人を気軽に名前では呼べません」と答えた。

2人の間に気まずい空気が流れる中、八郎は「見ててもええです…なんや話がおかしな方向にいってしもた」と謝り喜美子を作業場へ招き入れる。

八郎から陶芸を習い始めた喜美子は作業にのめり込んでいく…長時間一緒に過ごすようになった2人は、お互いを意識し始める。

そんな中、八郎は喜美子が昔拾った信楽焼きのカケラを見に家を訪ねた…喜美子と八郎の仲睦まじい姿を見ていたマツがゆっくりするように言うと、八郎は「夕方からお見合い大作戦なんで」とすぐに帰っていく。

喜美子は八郎を追いかけ「お見合い大作戦行かんといてください…好きや!うちあんたのこと…どう考えても好きやった」と想いを伝える。

すると八郎は喜美子の手を握りそっと抱き寄せた…しかしそんな2人を、通りかかった常治・百合子・信作に見られてしまう…。

 

・・・11週目へ続く

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11週ネタバレあらすじまとめ

朝ドラ「スカーレット」10週

《夢は一緒に》

 

美子が八郎に気持ちを伝えると、八郎は喜美子を抱きしめた…しかし偶然、通りかかった常治が2人が抱き合ってるのを見て激怒し、ものすごい勢いで八郎に殴りかかり、喜美子を強引に連れて帰る。

家に着いくと喜美子は八郎との交際は真剣で結婚を考えていると必死に話すが、常治は聞く耳を持たなかった。

その後、八郎に会いに行った喜美子は、常治を説得するのは一筋縄ではいかないと話し「うちが頭下げて許してもらう」と言う。

すると八郎は「これからは僕がおる…(1人で認めてもらおうとしないで)一緒に頭下げよう…これからは1人じゃなくて一緒にやっていこう…好きな人のためなら何でもできる…結婚しような?」と言い、2人は互いの気持ちを確かめあった。

翌日、八郎は結婚の許しをもらうため常治に挨拶に行くがまともに取り合ってもらえず、常治に話を聞いてもらえたのはそれからしばらく経ってから。

 

美子と八郎がいつものように会社にいると、2人の交際の進展を聞こうと照子た訪ねてくる…しかし突然、照子は産気づき、喜美子と八郎はパニックになりながらも照子の側に付き添ってた。

無事、照子は女の子を出産し、喜美子は八郎に付き添われ夜遅くに家に帰宅する…帰ろうとする八郎を常治が家にあげ、ついに八郎は結婚の許しの挨拶をすることとなった。

八郎の両親が亡くなったことや家族構成、丸熊陶業の商品開発室で働いていることを聞いた常治は「1つだけ条件がある」と言うと、駆け落ちしたマツに苦労ばかりさせてきたことを明かし、喜美子に同じ思いをさせたくないという思いから「陶芸家になる夢を諦め、丸熊陶芸で社員として働き続ける」ことを結婚の条件とした。

八郎はその条件をすぐに受け入れるが、納得できない喜美子は「もう遅いわ…1人立ちして食べていけるようになる…そういう十代田さんの夢をもううちは見てるんやで」と涙ながらに反論する。

すると黙って話を聞いていたマツが「駆け落ち同然で飛び出した時な…泊まる所なくて2人で橋の下で雨しのんだ…あれ、ワクワクしたで?この先どんなことが起こるやろとワクワクしてた…うちは1度もあんたとの人生失敗したと思たことないで」と話した。

そして八郎は「僕は人の心を動かすような作品を作りたい…先程の約束、見合わせてください…僕は陶芸展に出品して賞を取ります…陶芸家になります…一緒に夢を見させてください」と頭を下げる。

結局、常治は八郎が川原の性を名乗ってくれるということもあり「陶芸展で賞獲ったら、入賞祝いと結婚祝い一緒にしたる」と2人の結婚を許した。

 

郎は陶芸展に出品するための作品を作りあげるが、社長の敏春から「この色でええんか?よく焼けてはいるけど、それだけやろ…自分がよく分かってるんちゃうか?」とダメ出しされてしまう。

作品作りは一からとなってしまい、喜美子は気分転換に八郎を開店間近のカフェ(信作の実家)に連れ出した。

そこで出されて湯呑は八郎が作ったもので、湯呑を信作の両親はものすごく絶賛し、コーヒー茶碗も作ってほしいとお願いする。

喜美子は八郎に負担をかけることになると思い断ろうとするが、八郎は「やらせていただきます」と快く受け入れた。

心配する喜美子に八郎は「自分の作品あかん言われたら自分を全否定されたような気持ちになってしまう…今日、湯呑茶碗すきや言われて救われた…小さなことやけど大きく救われたんよ…コーヒー茶碗ほしい言われたんも作品作りにかえせる力をもろた」と前向きに言う…。

 

・・・12週目へ続く

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12週ネタバレあらすじまとめ

朝ドラ「スカーレット」10週

《幸せへの大きな一歩》

 

和35年、正月が明けて次女・直子も帰ってきて久しぶりの家族団らんもそこそこに、喜美子は陶芸展に出品する八郎を手伝うため会社へ向かった。

喜美子が会社に行くと、八郎と信作の父・忠信がコーヒー茶碗の打ち合わせをしていて、忠信は予定の数より多い20個を作ってほしいとお願いしている。

喜美子は八郎と一緒に試練を乗り越えたいという思いから、半分のコーヒー茶碗を作りたいと訴え、八郎は喜美子に任せて作品作りに集中することとなった。

喜美子は一晩かけて残りを作り上げるが、八郎は2個本焼きしたら割れる可能性があると言う…しかしそれは焼き上がってみないとわからなかった。

心配で落ち込む喜美子に八郎は、結婚後の想像を膨らませノートに将来の夢を次々書き込んでいく。

3月末に賞を獲って、4月に結婚…5年後、2人の作業場ができて2人で仲良く陶芸をする…子供は2人、男の子と女の子…2人はそんな明るい未来を語り合っていると、突然八郎が「キスはいつするんやろ」とつぶやいた。

動揺する喜美子に八郎は「全部予定通りじゃつまらん」と、そっと口づけをする。

 

美子が作ったコーヒー茶碗は八郎が言った通り2個割れていて、喜美子はせめてもの気持ちで茶碗の底にかわいらしい花の絵柄を描いて信作の実家のカフェへ持っていく。

一方、八郎の出品作品も無事完成し、社長・敏春からお墨付きをもらうことができた。

そして数日後、八郎の作品が入賞したという嬉しいニュースが舞い込んでくる…その知らせは川原家にも入り、その晩、近所の人たちも集まり、結婚祝いも兼ねた祝勝会が行われた。

宴会が終わり、1人お酒を飲む常治は八郎に「娘が3人おって…男は俺1人で」とつぶやき、真剣な表情で「息子が欲しかったんや…喜美子を頼むな…頼みます」と頭を下げる。

それから5年が経った昭和40年。

喜美子と八郎は丸熊陶芸から独立するも、八郎の作品はなかなか高値では売れず、喜美子は大量の注文品を受けよって家計を支えていた。

喜美子と八郎の間に男の子が生まれ、三女・百合子は短大を諦めて食品をおろす会社で納品の仕事をしている。

気がかりなのは最近ずっと体調がすぐれない父・常治のことだった…。

 

・・・13週目へ続く

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13週ネタバレあらすじまとめ

朝ドラ「スカーレット」13週

《愛いっぱいの器》

和40年。

常治の体調が優れない日が続いていたある日、照子が子供たちを連れて川原家を訪れた…すると照子は喜美子に内緒で、八郎に常治の秘密を話し始める。

半月前、妊娠中だった照子が病院へ行くと、そこに検査を終えた常治が泣いていたのだという…照子が事情を聞くと、常治は病気で余命が短いことを打ち明けたものの「家族には言うな」と強く口止めされたのだと話した。

常治の主治医に話を聞きに行った八郎は、その夜、喜美子と百合子に常治の病状を伝えた…取り乱す喜美子に八郎は「一番辛いのはお父さんや…喜美子がしっかりせんと」と言い、そっと手を握る。

秋になると、常治の容態はずっと深刻となり食事も満足にとれなくなっていた…そんな常治のために喜美子たちはメッセージ入りの大皿を作り始める。

家族たちのメッセージが書かれた器を見た常治は「みんなの心が伝わった…ええ皿や」と涙を浮かべた…そして昔のように喜美子の頭を優しく撫で「ほな、またな…」と別れの言葉を告げて、永遠の眠りにつく…。

 

治の葬式を終えて、しばらくして東京で働く直子が同じ会社で働く鮫島正幸という男を連れて、やっと信楽へ帰ってくる。

喜美子が葬式にも顔を出さなかったことを問い詰めると直子は、常治が亡くなる前に「喜美子に帰ってこいと言うかもしれんけど、帰って来なくていい…わざわざ帰ってくるな」と2回電話がかかってきたことを明かし「強いお父ちゃんで居たかったんや…最後まで強いお父ちゃんの姿だけをうちの心に残したかったんや」と話した。

それでも帰ってくるべきだと怒る喜美子に直子は「会いたい思たに決まってるやん…会いたかったで…うちはお父ちゃんの言うこといつも逆らって言うこと聞かんかった…最後くらい言うこと聞いてやろ思たんや…」と涙を流す。

直子の思いを知った喜美子は「堪忍な…」と謝り「お陰で心の中には元気なお父ちゃんしかおらんのやな」と笑顔を見せた。

 

る日、信楽を訪れたジョージ富士川が喜美子を訪ねてくる…事情があって公演会に行けなかった喜美子のために、八郎がジョージ富士川にお願いをしたところ、快く家まで来てくれたのだ。

突然、ジョージ富士川に会った喜美子は驚きで言葉を失うが、かつて自分が抱いた夢を語り始める…そして家の庭先でジョージ富士川による即興の創作実演が行われた。

枠にとらわれずに自分の思うものを自由に表現するジョージ富士川の姿に刺激を受けた八郎は、猛然と作品作りを始め、春の陶芸展でついに金賞を受賞する。

喜美子もようやく手が動き出し、初めての作品作りにとりかかった…。

 

・・・14週目へ続く

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人物相関図(14週~)

相関図「スカーレット」14週~

14週ネタバレあらすじまとめ

朝ドラ「スカーレット」14週

《新しい風が吹いて》

 

和44年。

喜美子が初めて作品を作って3年が経ち、31歳となる…絵付けの師匠・深野とは年賀状のやりとりが続いていて、息子・武志は小学生にあがっていた。

一方で、数年前に陶芸展で金賞をとった八郎の名は広く認められるようになり、展示会や個展を開催するようになる…さらに知人に頼まれ弟子も2人預かっていた。

銀座での個展が迫る中、八郎は満足のいく作品が作れずに行き詰まり「(個展で)目玉になる素晴らしい作品を1点か2点(作って欲しいと言われた)…素晴らしい作品ってなんやろ?どういうのを素晴らしいと言うんやろ…」と弱音を吐く。

そんな中、川原工房を訪れた信作は「(八郎が金賞を獲ってから)この2年半…喜美子はここ来る度、お茶入れて掃除して弟子の面倒見て…そんなんちゃうかったやんけ…もうここは川原工房やない…八郎工房なってもうてるわ…今の喜美子は喜美子やない」と鋭い指摘をする。

信作が帰ったあと、八郎は「僕も思ってたんや…2人でやっていこう言ってたのに、金賞獲ってから喜美子は僕のことばっかり優先してる…やりたいことやったらええわ」と話した。

すると喜美子は「八郎さんのやってること後ろから学んできた」と叩き込んだ陶芸の知識を披露する…八郎は喜美子の努力に驚き、目を丸くするのだった。

 

る日、丸熊陶業で一緒に働いていた深野の1番2番弟子が美大出身の若者・松永三津を連れてやってきた…なんでも三津を八郎の弟子にしてほしいということだったが、八郎は「個展のことで頭がいっぱいで、弟子を預かる余裕がない」と断る。

しかし三津は必死に原材料に使えそうな火山灰や貝殻のかけらを見せたり、誰にも真似ができない色味を出せる釉薬の勉強をしてきたこと説明し、自己アピールをした。

それでも断る八郎に「頑固やな…新しい物取り入れんで新しい作品、うまれる訳ないやん」と本音をこぼし、ふと我に返る。

結局、三津は弟子にしてもらえず工房をあとにした…三津が帰ろうとすると、川原家の敷地に怪しい影が横切るのを目にする。

その影は最近、辞めさせられた八郎の弟子たちだった…弟子たちは辞めさせられた腹いせに、八郎の釉薬を記したノートを盗みに入ったのだ。

事態に気づいて喜美子たちのもとにノートを取り返した三津が戻ってくる…喜美子は作品作りに行き詰まっている八郎には、三津のような「新しい風」を吹かせてくれる存在は必要だと思い、三津の弟子入りをお願いした。

すると八郎は「喜美子の頼みなら…」と渋々、了承する。

 

子入りした三津は八郎に「思い切って大胆に土を変えてみてはどうでしょうか」と提案した…喜美子も既成概念を捨て、発想の転換が必要だと助言するが、八郎と言い合いになり八郎は「僕と喜美子は違う人間や」と喜美子の考えを否定し、不穏な空気が流れた。

それから2ヶ月が経ち、三津は忙しい八郎に代わって喜美子から陶芸を教わることとなる。

しかし不器用でなかなか上達しない三津に八郎は「喜美子は上手やったで…最初に教えた時から」と話し「喜美子は僕を超えよった…才能のある人間は無意識に人を傷つけるんやな…喜美子に横におられんのは、しんどいな…」と本音をこぼすのだった…。

 

・・・15週目へ続く

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15週ネタバレあらすじまとめ

朝ドラ「スカーレット」15週

《優しさが交差して》

 

原工房に新しい弟子・三津があってきて数ヶ月が経ち、個展の作品作りに悩む八郎は三津に「素晴らしい作品ってなんやと思う?」と喜美子にした質問と同じこと聞いた。

三津は「売れる作品です」とすると即答し、佐賀県を周った時に70歳の名もなき陶芸展に出会ったことを話し「芸術を極めた作品もかっこいいですけど、そのおじいさんもカッコよかったですよ」と話し「個展、絶対成功させましょうね」無邪気に応援する。

そんな中、結婚前に初めて喜美子が作ったコーヒー茶碗を気に入ってくれた橘という女性から、小皿200枚の大量注文が入ったこともあり、八郎の苦労を気遣って「銀座の個展はやらんでええ…やめよう」と助言した…それでも八郎は喜美子に感謝の言葉を伝えるが、答えを濁すのだった。

一方で、三津は個展の参考になればと、最近の東京ではテーブルにイスでご飯を食べるようになり、団地の奥様たちの間では洋食のディナーセットが流行っているのだと話し「一皿じゃなくて全皿買い揃えたくなるのが女心をくすぐるんですよ…そういうのどうですか?」と提案する。

八郎と三津が楽しそうに話している所に、喜美子が工房に入ってくる…なんとなく二人の間に入れない喜美子に八郎は「個展やって作品売って食べていかな…個展はやるで…下見に行くことにした」と三津と話して東京に行くこと決めたのだと告げた。

さらに八郎は個展にディナーセットを出そうと思っているのだと言い「昔の作品に戻ろうと思ってる…結婚する前の作品に」と話す。

 

美子は八郎と三津の親密さが気になりつつも、頼まれた200枚の小皿を作りはじめた。

手伝いをしていた三津は喜美子があっという間に何十枚も作り上げる姿に感動し「カッコいいです…あっという間に何十枚も…先生の言ってたことわかります!喜美子さんには才能があります」と興奮気味に言い、八郎が自分を超えていったと話していたことを明かす。

喜美子は八郎がなぜそんなことを言ったのかわからなかったが、納品に間に合わすため再び作業にとりかかった。

喜美子はその日のうちに小皿の形つくりを終え、乾燥を待つことに…そして八郎の東京行きが間近に迫り、喜美子と八郎は夫婦ノートに「これからこうなったらいいな」ということを書き記すこととなった。

数日後、陶芸展で落選した喜美子の作品が戻ってくる…そのお皿を見ながら喜美子は夫婦ノートに「新しい作品を作る」と書き、新しい作品を作りはじめた…。

 

・・・16週目へ続く

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16週ネタバレあらすじまとめ

朝ドラ「スカーレット」16週

《熱くなる瞬間》

 

美子は仕事の合間に新しい作品を作り始める…そんな中、東京の下見に行っていた八郎から電話で呼び出され、喜美子がカフェに向かうとそこには窯業研究所の柴田とジョージ富士川の姿があった。

そこではジョージ富士川節が炸裂し、喜美子たちは圧倒される…ジョージ富士川は「誰にでも熱くなる瞬間がある」と熱く語り、喜美子は「あります!」と嬉しそうに答えた。

するとジョージ富士川は喜美子が旅のおともにしていた信楽焼きのカケラを見たいと言い、川原工房を訪ねる。

カケラを見たジョージ富士川が「なんや心惹かれるな…この色合い」と感動していると、柴田は「薪を焼いて出た灰が陶器に被さって溶けて、この色合いになったんや…灰が釉薬の代わりになる…信楽の土ならではの色合い」だと説明した。

その夜、喜美子は八郎にカケラを拾った時のことを話し「きれいな夕陽が映ってたんや…頑張り言われてるみたいでな…明日から大阪や…よし、いくぞ思った…うちの熱い瞬間や…いつかこんな色合いを出して誰かのこと励ましたい」と夢を語る。

翌日、工房の窯が壊れ電気釜を買い換えることとなり、八郎は「もう一つ薪で焼く窯を買わないか」と喜美子に提案した。

喜美子は柴田から話しを聞き、すぐに「吉野川」という陶芸家を紹介してもらうことに…吉野川は喜美子が信楽に来て初めて会った陶芸家で、久しぶりの再会を楽しみにカフェで待ち合わせることとなった。

しかしそこに現れたのは、吉野川ではなく甥にあたる人物で、吉野川は去年他界したのだという…維持費がかかるということから荒窯は取り壊し、さらに1回焼くのに薪の代金が何十万も費用がかかってしまうことを説明し、甥は吉野川が書いた設計図を渡して帰っていった。

 

窯で作品を作るのにかなりの費用がかかることを知った喜美子は、八郎に「諦めた訳やない…いつかやるからな」と話すと、八郎は「いつかなんか言ってたら、またいつ戦争が起こるかもわからんで…僕らの仕事は平和やからできるんや…いつかなんか言わんで今やり」と背中を押した。

こうして荒窯作りが始まり、半年後、ついに完成する…喜美子は吉野川の資料を参考に「目標温度は1200度、荒窯の日数は3日間」と計算し、早速、荒窯を使う段取りを始めた。

喜美子・八郎・三津の3人で交代で火の番をするが、予定の3日を過ぎても火の温度は上がらない…5日目になっても状況は変わらず、用意していた薪は底をつきそうになっていた。

喜美子が火を止めようか八郎に相談しようと、仮眠中の八郎に声をかえようとするが、添い寝している八郎と三津の姿を見てしまう…喜美子は何も言わずにその場を離れ、苛立ちをぶつけるように荒窯に薪をくべはじめた。

その頃、目を覚ました三津は八郎のことをジッと見つめながら、顔を近づけていく…。

 

・・・17週目へ続く

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17週ネタバレあらすじまとめ

朝ドラ「スカーレット」17週

《涙のち晴れ》

 

窯での初めての作品作りは5目にやっと目標の1200度まで上がっていき、あとは冷えるのを待つこととなった…そんな中、八郎への想いを抑えきれなった三津は、川原工房を辞める決意をする。

三津が去った翌日、新聞記者が荒窯の取材へやってきた…そして焼き上がった作品を取り出そうとするが、望んだ色は出でおらず、喜美子の初めての荒窯は思った色が出ず失敗に終わる。

喜美子は落ち込むことなく次の作品作りに意欲を見せるが、八郎は「穴窯は一旦置いて、陶芸展に応募し」と提案した。

先日、2人で受けた取材の記事には喜美子の名前はなく、八郎の写真だけしか使われていなかったことで、八郎はまずは喜美子の名前を世に認めてもらうことが最優先だと考えていたのだ。

しかし喜美子は「そんなんいらん…今の喜美子やったら売れん言うなら、もっと誰もが認めてくれる作品作るのが筋ちゃう?なんで名声を手に入れる必要があるの?」と反論する。

無名の陶芸家の作品が売れないことを身をもって知っている八郎は、必死に説得するが喜美子は「今回失敗したのは八郎と三津が添い寝してるのを見て心がゆらいだから…次は失敗しいひん…25万無駄にはしません」と譲らなかった。

しかし2回目の窯焚きも失敗に終わってしまう…それでも諦めきれない喜美子を八郎は何度も説得するが、喜美子にはその声は届かなかった。

しまいに武志の積立金に手をつけようとする喜美子に、呆れ果てた八郎は家を出て行ってしまう。

 

美子は2回目までの失敗を活かし、3回目の釜焚きに挑戦した…それでも望んでいた色は出ず、3回目も失敗に終わってしまう。

ショックを隠しきれない喜美子に百合子は「ポパイ(信作)と私から」と喜美子を気分転換させるため、武志が行きたがっていた大阪の入場券とお小遣いを渡した。

大阪に遊びに行った喜美子たちがちや子の事務所を訪ねると、そこには働くお母さんたちと子供たちがクリスマスパーティーをしていて、喜美子たちを笑顔で迎え入れてくれる。

なんでもお母さんたちは鍵っ子を減らすための署名活動をしているそうだが、なかなか女性たちの声は届かず、そこでちや子が女性たちの支援をし、お母さんたちの声を新聞に取り上げているそうだ。

その夜、ちや子は落ちこんでいる様子の喜美子に「なんかあったんやね」と声をかけ、百合子から「(喜美子を)大阪に行かせます」と突然、連絡がきておかしいと思ったと話す。

喜美子は「気持ちがグシャクシャで…」と複雑な心境をうまく言葉にできなかった…そんな気持ちを察したちや子は色鉛筆とスケッチブックを渡し、数時間取材に出かけるという。

ちや子は出かけ際、10からのラジオを聞いてと念を押し、取材へ向かった…それから絵を描いていた喜美子がふと目をやると時計は10時を回っていて、言われた通りラジオをつける。

するとラジオからはかつての荒木壮の住人・雄太郎の声が流れてきた…驚きを隠せない喜美子だったが、ラジオから流れてくる雄太郎の切ない歌の歌詞に、八郎と出会った時からのことを思い出し、涙が溢れてくる。

翌日、雄太郎と大久保が喜美子に会いにきてくれた…喜美子は再会に喜び、久しぶりに心からの笑顔を見せる。

そして信楽に戻った喜美子は、もう一度荒窯に挑戦する決意を固めるのだった…。

 

・・・18週目へ続く

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18週ネタバレあらすじまとめ

朝ドラ「スカーレット」18週

《炎を信じて》

 

窯での作品作りに試行錯誤する喜美子は、作品にかかる灰の量が焼き色に影響することがわかり、家族に協力してもらい2週間焚き続けることを決め準備を始める。

2週間という長い日数焚き続けることを耳にした八郎は「釜がもたんで…崩れ落ちるで…下手したら焼き崩れて火事になる」と心配し、喜美子にやめるよう説得するが、喜美子は聞く耳を持たなかった。

そして喜美子の7回目の挑戦が始まり、2週間目を迎えた夜、八郎の予想通り荒釜が限界に達し火が上がってしまう…燃え上がる火を見たマツは急いで外に出てきて「火事や…消すで!」と声をかけるが、喜美子は「消したらアカン…水より薪や…もっともっと火焚くんや!」と薪を焼べ続けた。

幸い火は他の建物に燃え移ることなく、時間をかけて鎮火していく…ついに思い描いた色を出すことに成功し、喜美子の夢が叶った。

その後、喜美子から知らせを受けたちや子が作品を新聞に掲載し「女性初の陶芸家・川原喜美子」の名は、世間に知れ渡ることとなる…7年後の昭和53年には、喜美子の影響で陶芸家を目指す女性も増え、喜美子はテレビや雑誌・講演会に引っ張りだことなっていた。

一方で息子の武志は高校2年生となり、八郎とは別居したまま…。

 

志は高校に入ってすぐ自分から「陶芸を教わりたい」と喜美子にお願いし、時々作品を作っていた…陶芸に興味があった武志だったが、幼い頃から喜美子の苦労を見てきたこともあり「(陶芸は)そんな甘い世界やない…お母ちゃん大学行ってほしいんやろ?」と聞く。

喜美子は「お母ちゃんの気持ちは関係あらへん…やりたいことあるんやったら、やったらええ…自分の人生や自分で決め」と答えた…すると武志は「お母ちゃんは陶芸家としてやりたいことやって成功した代わりに(八郎という)大事なもん失った…そこまでして陶芸やっていけるか分からん」と正直な気持ちを明かす。

あの日、八郎は完成した喜美子の作品を見にきていた…しばらく作品を眺めたあと、夫婦ノートに「すごいな…すごいな…すごいな…喜美子」というメッセージだけを残し、信楽から去っていく。

一方、武志は進路の相談をするため5年ぶりに八郎に電話をかけた…数日後、武志は「京都の美術大学を受験して、陶芸家を目指す」ことを喜美子に報告する。

その日から本当に武志は死にものぐるいで勉強し、1年後の昭和54年の3月…無事に武志は大学へ合格する。

その夜、喜美子は「(八郎に)報告したん?進路の相談乗ってもらってたやろ?受験勉強の時も時々、電話してたやろ?」と聞いた。

すると武志は八郎に会いに行ったこと、ずっと手紙のやりとりをしていたことを明かし「2人に蕎麦食べて、よう話したで…昔となんも変わらん…沢山の手紙の最後に必ず同じこと書いてあった…いつの手紙にも、会いたい…5年間お父ちゃん書き続けた…だからや」と嬉しそうに話す。

その言葉を聞いた喜美子は「自分は大切なものを失った」のだと感じるのだった…。

 

・・・19週目へ続く

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人物相関図(19週~)

相関図「スカーレット」19週〜

19週ネタバレあらすじまとめ

朝ドラ「スカーレット」19週

《春は出会いの季節》

 

都の美術大学に合格した武志は信楽を離れることとなり、旅立ちの朝、武志は喜美子に「大学いけせてくれてありがとう」と感謝の言葉を告げ、京都へと向かった。

昭和58年。

マツが眠るように亡くなってから3年半の月日が流れたある日、八郎が仏壇に手を合わせにやってくる…10年ぶりに会った気喜美子と八郎の態度は終始ヨソヨソしく、ぎこちなく話し始めた。

喜美子が武志のためにお金を送ってくれたことや、相談に乗ってくれてたことに対し改めてお礼を言うと、八郎は5年ぶりに会った時の話をし「いい子に育ててくれて、頭下げなきゃいけないのはこっちの方です」と感謝を伝える。

春になり、京都の大学を卒業した武志が信楽に戻ってきた…武志は大学で釉薬を教えてくれていた掛井武蔵丸先生が、信楽窯業研究所に移ることになり「掛井先生を追いかけて信楽に帰ってきた…釉薬のことをもっと学びたい」と喜美子の穴窯を継げないことを申し訳なさそうに謝る。

しかし喜美子は「誰が穴窯継げ頼んだ…そんなん武志が考える必要はない…しっかり頑張り」と武志の選んだ道を応援した。

信楽窯業研究所に1年通うこととなった武志は「自分の足で歩いていきたい」と部屋を借り、昼間は窯業研究所に勤務し、夜はアルバイトをする生活を始め、喜美子は再び1人の生活に戻る。

 

る日、喜美子のもとに見知らぬ女性・小池アンリがやってくる…なんでも元スキャンダル女優のアンリは、裕福な家庭に育ったらしく、喜美子の作品を気に入りどんなに高くてもいいから売って欲しいというのだ。

喜美子の作品に魅せられたアンリは何度も工房に通うようになり、次第に喜美子もアンリに心を許していく…喜美子に作品を依頼したアンリは、喜美子の作品が一つ5万だと聞いて「安いな!」と口にする。

それを聞いた喜美子は「高いです…お米どれだけ買えますか?展示会なんかでうちの作品買ってくれる方はお金があってすごいなって…うちとは違う人生を生きてきたんやなって…」と複雑な心境を明かすと、アンリは「おもろいやん!違う人生を生きてきて、交わることのなかった人間がこうやって先生の作品を通じて交わるんやで」と嬉しそうに語った。

するとアンリは「いいこと思いついた…すぐ戻ってくる!」と急いで工房を出ていく…夕方には戻ってくると言っていたアンリだったが、翌朝になっても戻って来ることはなかった。

姿を見せないまま数日が経ち、心配になった喜美子は食事も喉が通らない…その夜、武志が実家にバナナのお裾分けに行くと、そこに5万円のワインを持ったアンリが現れる。

喜美子は「どっかで野垂れ死んでるんちゃうか思たやん!すぐ戻る言うてたのに…心配したやん」と怒りをぶつけ、涙を浮かべながらアンリを強く抱きしめた…。

 

・・・20週目へ続く

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20週ネタバレあらすじまとめ

朝ドラ「スカーレット」20週

《もういちど家族へ》

 

房を出て行ったアンリが戻った夜、喜美子とアンリは朝まで飲み明かした…翌日、飲みすぎて記憶がない喜美子にアンリは「八さん、八さん言って泣いてたで」と八郎の名前を呼んでいたことを聞かされる。

アンリと一緒に暮らし始めて数日後、照子と信作に声をかけ、一緒に食事をすることとなった…するとそこに信作の家に泊まりに来ていた八郎もやってくる。

八さんが八郎であることに気づいたアンリは、喜美子が酔っ払った時の話をし「楽しいことを思い浮かべるのが得意やったはずなのに、悲しいことばかり浮かんでしまう…どうしようもない思い出を振り返ってしまうって(言ってた)…酔いに任せて誰かの名前を呼んでしまう…みっともなく泣いてしまう…それが年をとるっていうことや」と言う。

翌朝、「年をとる」ということを考えていた喜美子は「今まで家族を背負ってきたけど背負う人が居なくなり、1人になったから寂しいと思うようになった」のではないかという答えに辿りつく。

しかしアンリは「離れていても家族は家族…別れた八郎も武志くんの父親…みんな家族」だと話し、還暦を迎えたアンリは「川原ちゃんの作品はな、うちの人生を豊かにしてくれてんねん…うちパリ行ってくるわ…一緒に行くか?」と喜美子を誘い、旅行の準備をするため神戸へ帰っていった。

 

郎は武志に頼まれて新人賞を取った作品を工房に持ってくる…そこで武志は真剣な表情で「聞きたいこといっぱいあんねん…」と釉薬のことや八郎が陶芸をやめた理由…そして喜美子と離婚した原因を聞いた。

一方で武志は喜美子に離婚した理由を尋ねる…お金のことで揉めて別れたと思っていた武志は、喜美子が有名になってお金が入ってきたら八郎が戻ってくると思っていたが、八郎は戻ってくることはなく、2人はいつの間にか離婚していたと話し「今でもお父ちゃんは、お母ちゃんのこと今でも思ってる…」と言う。

気まずくなった武志は信作と百合子を呼ぶため電話をかけようとするが、喜美子は「3人で食べよう」と言って、八郎と工房へ呼びにいった。

そして喜美子は覚悟を決めたように八郎に「もう普通にいこうや」と意識し合っている感じをなくそうと提案する…しかし普通のように振る舞えない八郎に、喜美子は「うちはなんともないで」と言ってハグをするが、久しぶりに感じた八郎のぬくもりに複雑な心境となってしまう。

そんな喜美子に八郎は新人賞を取った時の作品を見せ「これな何度も壊そうと思た……前に進むんは壊しながら行くいうことや…昔、喜美子が言ってたことを思い出してな…陶芸は始めた頃のように土を触ったり…もう一回(陶芸を)好きになりたい」と話す。

喜美子が「壊して前に進み…そしてうちとも新しい関係を築こうや」と言うと、八郎は作品を手に工房の外に向かった…すると外で2人の話を聞いていた武志が、八郎の皿を持ち上げると手を滑らせ割ってしまう。

必死に謝る武志に八郎は「元々、壊すつもりやったし…スッキリしたわ」と言うと、喜美子と顔を見合わせ笑い合った…そし久しぶりに家族団欒の時を過ごす。

数日後、頼まれていた作品を取りにきたアンリに、喜美子は「教えてくれたじゃないですか…うちの作品が小池ちゃんの人生を豊にしてる…ほんまにそうなら自分の人生を豊かにするより、誰かの人生を豊かにしたい…無性に今(作品を)作りたいんです」と久しぶりの感情が湧き出ていることを嬉しそうに伝えた。

するとアンリは「芸術以外で人の人生を豊にするのは、人を思うことや…自分以外の誰かの人生を思うことや…寄り添うこと・思いやること・時には背負ったりすることや…誰かの人生を思うことで自分の人生も豊かなになるんや…ええ作品作ってや」と言いパリへと旅立っていき、喜美子は早速、作品作りを始める…。

 

・・・21週目へ続く

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21週ネタバレあらすじまとめ

朝ドラ「スカーレット」21週

《スペシャル・サニーデイ》

 

美子が新しい作品作りを始めていた頃、信作の実家のカフェ・サニーでは、信作が商店街の福引で当てた温泉旅行券を巡り、信作と信作の両親が真剣ジャンケンをしていた。

その結果、信作が勝ち百合子と子供たちを連れていくことに決まるが、事情を知った百合子は「うちは何が何でもお母さんたちに行ってきてほしい」と、川原家が今の今までどれだけ両親にお世話になったかを話す。

百合子に説得された信作は渋々、商品券を渡し、翌朝、忠信と陽子は孫たちを連れて嬉しそうに温泉旅行へ出かけていった。

一方、店番を頼まれた信作と百合子のもとに最初のお客さん・敏春がやってくる…京都の出張帰りに寄った敏春は、スムーズにコーヒーを入れる百合子と慣れない手伝いに戸惑う信作のやりとりを微笑ましく見ていた。

ひょんなことから百合子と敏春は信作の歴代の彼女の話となり、過去の恋愛話に触れてほしくない信作は何を聞かれても「記憶にございません」と言う。

それでも百合子は色々な質問をし、その中で「うちらが結婚して何年?」と聞くが、信作はさっきと同じように「記憶にございません」と答えた。

するとさっきまで笑っていた百合子は怒りだしてしまう…重い空気を変えようと敏春は照子の話題に触れるが、話は次第に愚痴に変わっていき、そこに鬼の形相をした照子が現れる。

焦った敏春は何度も照子に謝るが、照子は結婚して25年、文句一つ言わない敏春に不満を持っていたことを明かし「嫌なことは言うてほしい…言われなきゃ、うちはわからんねん…何も言われなかったら、うちだけどんどん惨めになっていく」と本音を明かした。

すると敏春は覚悟を決めたように照子に対しての不満をぶつけ、最後に「ありがとう」と感謝の言葉を伝える…照子が嬉しそうにしていると、そこに百合子の同級生・近藤がやってきた。

 

合子と親密そうに話す近藤は忘れ物だと言ってピアスの片方を渡す…なんでも先月、参加した同窓会で話に夢中となっていた百合子はピアスが落としてしまい、拾った近藤が届けにきてくれたのだ。

昔の話で盛り上がる2人を間近で見ていた信作は、終始不機嫌そう…それに気づいた近藤は信作に話かけるが、結局、百合子と近藤にしかわからない会話となってしまうのだった。

その中で近藤は家庭科の教師を目指していた百合子が同窓会に着て行った服がキレイだったと褒めちぎり、黙っていられなくなった信作は勢いよく立ち上がり「(百合子のこと)好きやったんやろ」と問い詰める。

百合子のことが「好きでした」とあっさり認める近藤に、信作は「今はどう思ってんねん!!」と思わず、大声を上げてしまう…近藤は「もし百合ちゃんがこのまま1人だったら、プロポーズしてたかもしれません…でも今はこれっぽっちも思ってません…妻も子も居ますから」と答えた。

その後、百合子と2人きりになると信作は近藤への嫉妬心から、突っかかる言い方ばかりして百合子を怒らせてしまう…百合子は店を飛び出していき、様子を見に戻ってきた照子夫婦は「百合子を追いかける」ように言うが、信作も強がって追いかけようとはしなかった。

すると敏春は「僕らは夫婦の会話をしてへんかった…信作くんもしてへんのちゃうか?話すばっかりでちゃんと聞いてへんちゃうか?長いこと一緒に居たら何も話さんでも相手のこと分かるいうのは違うんちゃうかな」と指摘する。

さらに照子も「早よ、百合ちゃんを追いかけ…1人にしちゃあかん…覚えてるやろ?好きになった頃」と言って再び帰って行った。

 

人になった信作は百合子と過ごした日々を思い返し、百合子を追いかけようと店のドアに手を掛けた…しかし、お母さん合唱団がやってきて、その後も途切れることなく店内はいっぱいになる。

なんとかその場を乗り切った信作だったが、お客さんが帰ったあとは「休憩中」と張り紙をして買い出しに出かけていく…入れ違いで店に戻ってきた百合子は、ラジカセのデープが動いていることに気付き、テープを再生した。

デープには信作とお客さんのやりとりが録音されていて、信作が百合子のカレーを自慢している声が流れてくる…信作が戻ってくると百合子は店を放って出て行ったことを謝り、2人は互いの気持ちが変わっていないことを確かめ合った…。

 

・・・22週目へ続く

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22週ネタバレあらすじまとめ

朝ドラ「スカーレット」トップ

《いとおしい時間》

 

※ドラマ放送終了後、追記更新します。

・・・23週目へ続く

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ヒロイン:戸田恵梨香

朝ドラ「スカーレット」戸田恵梨香

1988年8月17日生まれで、小学生の頃から芸能活動を開始していたが、ドラマ「野ブタ。をプロデュース」で注目を集め「デスノート」で映画デビューを飾ると圧倒的な人気を獲得する。

さらに「LIAR GAME」「SPEC」シリーズを大ヒットに導くと、ドラマ・映画・CMで多方面に活躍し、女優としての地位を確率していった。

どんな役でも演じきる彼女の演技は見るものを魅了していく。

戸田恵梨香は間違いなく日本を代表する女優といえるだろう。

主題歌

Superfly/フレア

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朝ドラ「スカーレット」は、ドラマのストーリー1話~最新話まで 「U-NEXT」で配信されている。

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その他の朝ドラ/ネタバレ

 

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本日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

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